下肢静脈瘤の手術方法|基本的な症状を知ろう

老人性いぼへの対処法

病院

現代医学で除去も可能に

人間は年を取ってくるとどうしても皮膚の老化が目立ってくるものです。肌に潤いがなくなって硬くなり、しわやたるみも増えてきます。追い打ちをかけるように発生するのが、老人性いぼとも呼ばれる脂漏性角化症です。脂漏性角化症そのものは一種の良性腫瘍ですので、放置しておいても健康に支障はありません。しかしながら顔や手などの目立つ部分に発生したいぼは目立ちますので、気になるという人も少なくないものです。高齢者ほど多く発生しますが、早ければ30代頃からいぼができ始めます。特に女性にとっては美容の面から見ても好ましくないものです。現代医学の進歩は命に関わる病気から患者さんを救う一方で、こうした命に別状にない皮膚のトラブルにも大きな恩恵をもたらしています。脂漏性角化症のいぼを除去する方法が何種類か開発されており、いぼの大きさや患者さんの希望によって治療法を選択できるようになっているのです。大きないぼの場合は外科手術で切除するのが一般的です。他にも液体窒素を使った凍結療法やレーザー切除術・電気焼灼切除術といった方法があります。これら3つの方法ほとんど傷跡を残さないことから人気を集めています。

傷跡を残さない治療法

治療に先立っては、いぼが脂漏性角化症かどうかを診断する必要があります。肉眼での診察に加え、特殊な拡大鏡を使ったダーモスコピー検査が実施されます。メラノーマとも呼ばれる悪性黒色腫や基底細胞がんなどの悪性腫瘍と良性腫瘍とを見分けるために、この検査法が威力を発揮します。主に顔面以外で多く実施される凍結療法では、-198.6度の液体窒素を含む綿棒を患部に当てて凍結させます。こうすることによっていぼがかさぶた状態となり、1週間から2週間で自然に剥落するのです。レーザー切除術では炭酸ガスレーザーと呼ばれる機械を使って患部を削っていきます。この機械はほくろの除去にも使われており、顔面にできたいぼの治療に適しています。術後は傷跡もほとんど目立たず、いぼがきれいに除去できるので特に女性の患者さんに人気が高い方法です。同じくほくろ除去に使われる電気メス切除法も傷跡がほとんど残りません。気になる費用の方は治療法によって差が出てきます。凍結療法や電気焼灼療法は健康保険が適用されますが、美容効果の高いレーザー切除術は保険適用外となるケースが多くなっています。予算を考慮しながら医師に相談するといいでしょう。